1人ひとりが自分と他人を肯定できる社会へ

6年 10月 合格力サピックスオープン

アクセス

住所
123 Main Street
New York, NY 10001

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土日: 11:00 AM – 3:00 PM

【6年 10月 合格力判定サピックスオープン】

〈大問3問9〉

「自分のなかの虚栄心と上手に付き合い、プラスの方向に転化させていく」とはどのようにすることか?

→筆者がまとめた内容を、言い換える問題。

①「プラスの方向に転化させていく」

面倒くさいことに、今回は「プラスの~」そのものを筆者が言い直してるところはない!

でも、 傍線文の直前、

P4 L18~19に 「虚栄心…を…間違った方法で実現…するから人間としての価値が下がる」とある。

ここから、マイナスの方向に転化する=人間としての価値が下がることとわかる。

そうすると、

①「プラスの~」は「人間としての価値を上げること」と言い換えることができる。

つまり、「自分のなかの虚栄心と上手に付き合い、人間としての価値を上げること」と、傍線文を言い換えることができる。

②「自分のなかの虚栄心と上手に付き合う」

では、②「自分のなかの虚栄心と上手に付き合う」はどう言い換えられるだろう?

筆者は虚栄心を肯定している。 (人間の成長の原動力と述べている)

虚栄心の実現手段が問題だと言っており、結論としては、黒い手段ではなく、白い手段を用いるべきだと述べている。 (P4 L1~10)

ここから、②上手に付き合うとは、白い手段を使うことだと分かる。

そして、 白い手段とは、 願望を実現するために地道に努力することや、内面を磨くことである。 (P4L1.12)  

そうすると、②「自分の~」は「願望を実現するために、地道に努力して内面を磨くこと」と、言い換えられる。

<解答例>

「①願望を実現するために、地道に努力して内面を磨き、②人間としての価値を上げること」 となる。

また 「虚栄心は悪いものではなく、むしろ良いもので、手段の問題と考える」筆者の主張自体も、虚栄心との上手な付き合い方とも読めるから、付け足して書いたほうが無難だと思う。