1人ひとりが自分と他人を肯定できる社会へ

学校の先生が好き嫌いで生徒を評価すること

アクセス

住所
123 Main Street
New York, NY 10001

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土日: 11:00 AM – 3:00 PM

塾と学校はお互いにお互いのことをディスっている印象があります笑

学校は税金を使って最低限度の教育を施す場所ですから、一部の先生がおっしゃるとおり、難関中学に向けた勉強と離れているというのは認めざるをえないと思います。

ですが、私は学校の授業は素晴らしいものだと思っています。学校を否定するのではなく協力して、中学受験とその先の教育を考えていくべきだと考えています。サピックスも、組織としてそのように考えている節があります。

塾では客観的に評価されます。

何点以上だったら偏差値○○。何点以上からコース昇格など、好き嫌いが入る余地はありません。

しかし学校は違います。テストで点を取ったとしても、内申点が低いことはザラにあります。そういう場所だと思ってどう点を取るか考えるべきと伝えています。

自分が生徒だったときは、そのような学校の仕組みに疑問がありました。が、現在社会に出て各社会人の話も聞いていると、客観的に評価される場所はむしろ少ないことが分かります。数字が出る営業の方でさえ、数字を出しても気に入られてなければ評価されないのです。

そうだとしたら、学校での先生の好き嫌いが入った評価というのは、社会に出る前の教育としてらむしろ正しいとすら思えます。

もちろん、まだ心身共に発達してない子どもへの負担を考えると、そのような先生にあたってしまう生徒はかわいそうだと思います。家庭でのフォローは必須ですし、塾で客観的に認めてあげることで、その子の気持ちを癒やしたいと思っています。

ただ一方で、その子の将来を思ったときに、どこかで気づかなければいけない。能力ある子だからこそ、潰されてはいけない。その術を自分で身につけて置かなければいけない。そう思うのです。

こうした好き嫌いについての処世術は、塾では学べないからこそ、学校で身につけてほしいと思います。

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