1人ひとりが自分と他人を肯定できる社会へ

6年 4月マンスリー

アクセス

住所
123 Main Street
New York, NY 10001

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土日: 11:00 AM – 3:00 PM

【6年4月マンスリー】

大問3/問5

 ―線④「さあ、生物として『賢い』のはどちらだろう?」とあるが、 ドバトの例を通じて、筆者はどのようなことを伝えようとしているか?

問題文にあるとおり、ドバトの例が何を説明するための例なのかを読んでいく!

〈読み方アドバイス〉

「種類の違う動物の賢さを一律に計る方法などあるのか?」(P2L8) という問いかけに続けて、

L9~13、L14~17で、ドバトの例が示されている。

(人間の目線からはドバトの行動は賢いように思えないが、ハトの目線からは賢いやり方とも思えるという内容)

この問いかけに対応する筆者の主張は、L6.7の内容から「そんな方法はない」だと分かる。

すなわち、 「種類の違う動物の賢さを一律に計る方法などあるのか」という問いかけは 「種類の違う動物の賢さを一律に計る方法はない」と主張しているのと同じだと分かる。

上記の読みから、 ドバトの例は、①種類の違う動物の賢さを一律に計る方法がないことを説明するための例だと分かる。

〈書き方アドバイス〉

上記の読みから、①種類の違う動物の賢さを一律に計る方法がないこと が核になる。

②この結論部分に理由をつけていく。

「ドバト的には全く…賢いやり方だとも言える」(L18)が理由部分だが、 このままだとドバトだけの説明になってしまうので言い換える。

②同じ方法でも、種類の違う動物によっては最も賢い方法になる。 と言い換えることができる。

以上をまとめると ②同じ方法でも、種類の違う動物によっては最も賢い方法になる ので、 ①種類の違う動物の賢さを一律に計る方法はないということ。 となる。

◎筆者が使った構成

〘筆者の主張〙

 種類の違う動物の賢さを一律に計る方法はない。(L8)

〘具体例〙

 ①人間目線からのドバト(L9~13)

②ハト目線からのドバト(L14~17)  

〘筆者の主張〙

生物として賢いのはどっち?(問題文)

〘主張〙

  ↓

〘具体例〙

〘主張〙

の構成を使っている。